心の安定は筋トレと同じで、毎日のトレーニングが重要
こんにちは
恋愛講師の佐伯茉利です。
前回は、客観視するとはどういうことなのか?についてお話ししました。
今回は心を安定させるために必要なことについてお話しします。
現状不安と戦っている方は「もうこんな不安な気持ちはだくさんだ!早く心を落ち着けて楽になりたい!」と願っています。
そして「一度心が安定したら不安になることはない」と思っている方も多いです。
でも残念ながらそんなことはないんです…心を安定させるのは筋トレと同じなんです。
筋トレって毎日(もしくは数日おきに)ルーティーンメニューをこなしますよね。
数週間空けてしまったら、筋肉は落ちてしまいます。
ヘタするとお腹周りがプヨッとしてきちゃったり…
そうなると以前と同じ筋肉量に戻すには、時間がかかってしまいます。
筋トレメニューを増やさなきゃいけない場合もあります。
心の安定もそれと同じことが起きます。
一度心が安定したらずっとそのままというわけではないんです。
安定させる心の筋肉を毎日鍛えなくてはいけません。
毎日の筋トレが面倒なのと同様に、毎日の心の安定筋トレもしんどいなぁと感じることが多々あります。
「あーー今日はもうただただ落ち込みたい…」という日もあります。
もちろん人間なので、落ち込むことはよくあります。
落ち込むことがいけないわけではないですよ。
ただ「私なんて生きる価値もないんだ 泣」で終了させてしまうことがよくないのです。
何が原因で落ち込んでいるのか?
何が原因で不安を感じているのか?
この辺りを探っていかないと、筋肉は落ちていってしまいます。
「今〇〇のことで不安になっているんだな」と原因が判明できれば、「よし、じゃあ今日は〇〇のことで思う存分落ち込もう!エーーン」と枕を涙で濡らしまくってもOKです。
不安の原因の掘り下げ方は、のちに詳しくお伝えします。
もう一つ、心の安定と筋トレで似ていることがあります。
筋肉ってつきやすい、つきにくいがありますよね。
たとえば欧米や中東の外国人ってちょっと筋トレするだけで、すぐマッチョになります。
それに比べて東アジア人は、かなりハードに筋トレをしないとムキムキマッチョにはなりません
もともとの骨格の問題です。
それと同じように、心の安定ももともとの資質が関係してきます。
遺伝的にポジティブなキャラクターの人や、愛情豊かな家庭で育った人は、もともと心の安定筋肉が発達していますし、少ない筋トレで心が安定します。
それに比べて、遺伝的にネガティブなキャラクターの人や、愛情の乏しい家庭で育った人は、心が不安定になりやすく、心を安定させるには努力が必要になります。
「そんなの不公平だ!」と思う人もいるでしょう。
はい、そうなんです。残念ながら不公平なんです…
マッチョになりづらいのも、心が安定しづらいのも、あなたのせいではありません。
これはいずれ「自己肯定感を上げる」回で詳しくお話しますが、自分のせいではないことだけ今は覚えておいてください。
このように心を安定させるには、毎日のルーティーンワークが重要になってきます。
ルーティーンワークのメニューはこれからお伝えしていきます。
「面倒くさいなぁ」とお思いの方もいるかと思いますが、毎日不安でたまらない状態と比べると、毎日が楽しくなりますよ!
以前毎日不安でたまらなかった私が保証します。
最強の恋愛不安克服方法「客観視」とは、どうすることなのか?
こんにちは
恋愛講師の佐伯茉利です。
前回まで、恋愛中の不安を克服してきた方々の成功談をお伝えしました。
これから、ではどうやってその不安を乗り越えるのか?についてお話していきたいと思います。
以前、恋愛の不安を克服するには客観視することがもっとも重要だ、というお話をしました。
とはいえ、自分を客観視してみましょう!と提案されて簡単にできることではありませんよね。
そもそも客観視できているのかどうかが、わからないわけで…
簡単に言うと、客観視できている状態というのは、事実をもとに筋道を立てて考えている状態です。
反対に客観視できていない状態というのは、思い悩んでいる状態です。
これだけでは分かりづらいので例を挙げてみましょう。
例をご覧になって、自分は客観視できているのかチェックしてみてください。
「彼から返信こない…私のこと嫌いなのかなぁ。嫌いだったらどうしよう、悲しい…」
この状態が思い悩んでいる状態。
「彼から返信こない…いつもならこの時間に返信くるのにどうしたんだろう。前回のデートで部署が変わって忙しいと言っていたからまだ残業中なのかもしれないな。そうだとしたら疲れているだろうから、明日のお昼休みに連絡入れてみよう」
この状態が、事実をもとに筋道を立てて考えている状態です。
思い悩んでいる状態では、感情のみがグルグル渦巻き、次に自分はどうするべきか?を判断できません。
一方筋道を立てて考えている状態では、事実を元にした推測にしたがって次に自分はどうするべきか?判断を下せます。
そうなればあとは、その判断した行動をとるのみです。
恋愛中「寂しい」「不安」「こわい」このような言葉が脳内を駆けめぐる人は、客観視できていない可能性があります。
「寂しい」「不安」「こわい」と悩むことにはエネルギーがいります。
エネルギーを使うせいで、何かを頑張っている気になるのですが、現実的には何も変わっていません。
エネルギーを使うベクトルがまちがっているのです。
そのエネルギーを、筋道を立てて考えること、客観視することに回しましょう。
ではなぜ客観視することにエネルギーを使わないのかというと、現実を知るのがこわいからです。現実は時に厳しい。
それを無意識に察知して、現実を知ることから逃げようとするのです。
しかし現実は厳しいばかりではありません。
こちらが心配するほどの事態になっていないことも多々あります。
恋人はこちらになんの悪感情もないのに「嫌われちゃったかもしれない」と考えるのは、何も危険がない状態なのにリスクヘッジするのと同じです。
しかもリスクヘッジした結果、自分で不安を作りだして、自分で自分を不安にしているのです。
客観視する=筋道を立てて考えれば、ムダなリスクヘッジが必要なくなります。
悩むというムダなエネルギーを使わずにすみます。
そして、現実を受け入れることにエネルギーを使えます。
受け入れたくない現実もあるでしょう。
しかし受けれたくない現実こそ、避けているとより事態は悪化します。
不安から脱却するためには、自分の現状を正しく知るために、客観視できるようにならなければなりません。
こわいですか?
大丈夫です!
一度現実を見てしまえば、それ以上こわいものなんてありませんよ。
ネガティブ思考で彼女を疲れさせてしまう男性が、思考回路を変えた成功談
こんにちは
恋愛講師の佐伯茉利です。
前回から全6回、皆さんに自信と勇気を持ってもらうべく、私が話してきた方々の成功談をお伝えします。
今回が6回目です。
あなたと似たシチュエーションの方がいるかもしれません。
参考にしていただけると嬉しいです。
・成功談 Jさん(20代男性)
Jさんの当時の状況
恋愛だけではなく、仕事や友人関係でも不安が絶えない。
仕事でのミスがキッカケでネガティブ思考になってしまい、恋人といてもリラックスできない。
Jさんがいつも後ろ向きな発言ばかりするので、恋人は一緒にいても疲れてしまう。
本人もマイナス思考を直したいが、何をどうしていいのかわからない。
Jさんが立ち直る過程
まずJさんが必要以上にネガティブに物事をとらえてしまう原因をお伝えしました。
その上で、今まで何かあるとマイナス方向に考えてしまう思考に対して、自分で反論するよう宿題を出しました。
自分の自動マイナス思考にブレーキをかけられるようになったJさんは、少しずつ自分の価値を認められるようになりました。
自己肯定感が上がったJさんは、恋人といても今までのように卑屈になることが減りました。
恋人もJさんと一緒にいることに苦痛を感じなくなり、以前より過ごす時間が増えました。
いかがでしたか?
あなたが共感できる成功談はありましたか?
そして「自分もきっとこうなれる!」と自信を持ってもらえると嬉しいです。
どうすれば成功談のみなさんのように不安がなくなり、安定した恋愛が楽しめるのか、次回からお話ししていこうと思います。
彼のことで頭がいっぱいになる女性が、自立した成功談
こんにちは
恋愛講師の佐伯茉利です。
前回から全6回、皆さんに自信と勇気を持ってもらうべく、私が話してきた方々の成功談をお伝えします。
今回が5回目です。
あなたと似たシチュエーションの方がいるかもしれません。
参考にしていただけると嬉しいです。
・成功談 Eさん(20代女性)
Eさんの当時の状況
恋人が何を考えているのかわからず、常に不安。
不安がつのると恋人にLINEを何通も送ってしまったり、何度も電話してしまう。
デートの予定を入れようとしても、恋人が友人との約束を優先させるので、「私のことなんてどうでもいいのかな」と悲しくなってしまう。
Eさんは早く結婚したいが、恋人は結婚の話をするとはぐらかす。
Eさんが立ち直る過程
まずEさんと恋人の恋愛に対する価値観がまったく違うことを、お話ししました。
Eさんと彼女の恋人は、恋愛において真逆のタイプなのです。
それゆえにEさんは不安になることが何度もありましたが、その度に「恋人は自分とは正反対な人なのだから私が悪いわけではない」と自分自身を説得してもらいました。
このような交際は、相性がいいとは言えないという話をしても、Eさんは「彼以外は考えられない」と希望するので、相性が良くない相手と交際する場合に大切なことについてお話しました。
妥協が必要なんですね。
自分の妥協点を明確にしたEさんは、恋人に自分の期待を押し付けないよう努力しました。
そのためには、Eさんが自分の時間を楽しむことが必要になります。
Eさんが恋人がいない状態でも自分の生活を楽しむには、どのような考え方をすべきかを伝えました。
お話する前のEさんだったら、恋人がいない時間を悲しむだけだったかもしれません。
しかし自分と恋人の違いを理解できるようになったEさんは、自分の生活を大切にすることができます。
Eさんが心地よい距離感を保ってくれるので、恋人もEさんにより好感を持つようになりました。
恋愛依存女性が、恋人に自分の気持ちを言えるようになった成功談
こんにちは
恋愛講師の佐伯茉利です。
前回から全6回、皆さんに自信と勇気を持ってもらうべく、私が話してきた方々の成功談をお伝えします。
今回が4回目です。
あなたと似たシチュエーションの方がいるかもしれません。
参考にしていただけると嬉しいです。
・成功談 Tさん(30代女性)
Tさんの当時の状況
何よりも恋人を最優先。
自分の意思を恋人に伝えられず、デート中も相手の顔色を伺ってしまう。
普段から他人からどう思われているかが気になる。
恋人と会っていない時間も恋人のことばかり考えてしまう。
Tさんが立ち直る過程
他人の顔色を伺ってしまうクセがあるので、コミュニケーション時の心構えと話すべき内容についてお話ししました。
Tさんにとっては勇気のいることだったので、恋人ではなく、家族や友人といった話しやすい人から顔色を伺わないコミュニケーションを実践しました。
「自分の意見を言っても、相手は自分のことを嫌いになったりしないんだ!」ということに気づいたTさんは、恋人と会話をする際も、ちょっとしたことから自分の意見を言うようになりました。
自分の意思を伝えられるようになったTさんは、彼と自然な関係を築けるようになりました。
他人からの評価も気にならなくなり、毎日の生活も楽になりました。
上から目線で彼女に接してしまう、短気な男性が自分と向き合った成功談
こんにちは
恋愛講師の佐伯茉利です。
前回から全6回、皆さんに自信と勇気を持ってもらうべく、私が話してきた方々の成功談をお伝えします。
今回が3回目です。
あなたと似たシチュエーションの方がいるかもしれません。
参考にしていただけると嬉しいです。
・成功談 Uさん(30代男性)
Uさんの当時の状況
年下の恋人に対し、上から目線で接してしまう。
しかも彼女に泣きながら責められるまで、そのことに気づかなかった。
基本的に短気で、彼女以外の他人に対してもイライラしやすい。
Uさんが立ち直る過程
この後に及んで自分の高圧的な態度を認めたがらなかったので、普段フタをしていて気づかない自分の側面を見つめ直す課題をしてもらいました。
その後、上から目線になってしまうのは自己肯定感が低いからだと伝え、自己肯定感を高める課題に移りました。
Uさんの自己肯定感が低いのはUさんの幼少期から形成されているものだったので、自己肯定感をあげるには、なかなか時間がかかりました。
しかし少しずつ自分のいいところも悪いところも受け入れたUさんは、徐々に柔軟になっていき、イライラすることも減りました。
人間関係で苦労することもほぼなくなりました。
都合のいい女から抜け出した女性の成功談
こんにちは
恋愛講師の佐伯茉利です。
前回から全6回、皆さんに自信と勇気を持ってもらうべく、私が話してきた方々の成功談をお伝えします。
今回が2回目です。
あなたと似たシチュエーションの方がいるかもしれません。
参考にしていただけると嬉しいです。
・成功談 Mさん(20代女性)
Mさんの当時の状況
破局したにもかかわらず、元カレに呼び出されると家へ行ってしまい、都合のいい女にされてしまう。
一線を超えることがよくないとは分かっていても、「彼が無理やり…」と自分に言い聞かせてしまう。
他の男性と出会うようにしていても、「彼を超える人はいない!」と思い込んでいる。
Mさんが立ち直る過程
都合のいい関係ができあがる原因である、Mさんと彼それぞれに足りていないものについてお話しました。
その話を聞いてもMさんは彼への依存を止められません。
自分と相手を客観視できていないからです。
そこで普段フタをしていて気づかない自分の側面を見つめ直す課題をしてもらいました。
客観視できるようになると、自分の現状を受け入れることができます。
相手から軽視されているという現実に直面したMさんは、自分を大切にしてくれる男性を探すことに決めました。
恋愛依存型の人が、パートナーを見つける際重要なことについてお話しし、Mさんはマッチングアプリで何人かの男性とやりとりを始めました。
はじめはその重要なことをなかなか実践できなかったMさんですが、やりとりを続けるうちに勇気を出してできるようになりました。
最終的にMさんは相性が良い男性を見つけ、交際を始めました。