最強の恋愛不安克服方法「客観視」とは、どうすることなのか?
こんにちは
恋愛講師の佐伯茉利です。
前回まで、恋愛中の不安を克服してきた方々の成功談をお伝えしました。
これから、ではどうやってその不安を乗り越えるのか?についてお話していきたいと思います。
以前、恋愛の不安を克服するには客観視することがもっとも重要だ、というお話をしました。
とはいえ、自分を客観視してみましょう!と提案されて簡単にできることではありませんよね。
そもそも客観視できているのかどうかが、わからないわけで…
簡単に言うと、客観視できている状態というのは、事実をもとに筋道を立てて考えている状態です。
反対に客観視できていない状態というのは、思い悩んでいる状態です。
これだけでは分かりづらいので例を挙げてみましょう。
例をご覧になって、自分は客観視できているのかチェックしてみてください。
「彼から返信こない…私のこと嫌いなのかなぁ。嫌いだったらどうしよう、悲しい…」
この状態が思い悩んでいる状態。
「彼から返信こない…いつもならこの時間に返信くるのにどうしたんだろう。前回のデートで部署が変わって忙しいと言っていたからまだ残業中なのかもしれないな。そうだとしたら疲れているだろうから、明日のお昼休みに連絡入れてみよう」
この状態が、事実をもとに筋道を立てて考えている状態です。
思い悩んでいる状態では、感情のみがグルグル渦巻き、次に自分はどうするべきか?を判断できません。
一方筋道を立てて考えている状態では、事実を元にした推測にしたがって次に自分はどうするべきか?判断を下せます。
そうなればあとは、その判断した行動をとるのみです。
恋愛中「寂しい」「不安」「こわい」このような言葉が脳内を駆けめぐる人は、客観視できていない可能性があります。
「寂しい」「不安」「こわい」と悩むことにはエネルギーがいります。
エネルギーを使うせいで、何かを頑張っている気になるのですが、現実的には何も変わっていません。
エネルギーを使うベクトルがまちがっているのです。
そのエネルギーを、筋道を立てて考えること、客観視することに回しましょう。
ではなぜ客観視することにエネルギーを使わないのかというと、現実を知るのがこわいからです。現実は時に厳しい。
それを無意識に察知して、現実を知ることから逃げようとするのです。
しかし現実は厳しいばかりではありません。
こちらが心配するほどの事態になっていないことも多々あります。
恋人はこちらになんの悪感情もないのに「嫌われちゃったかもしれない」と考えるのは、何も危険がない状態なのにリスクヘッジするのと同じです。
しかもリスクヘッジした結果、自分で不安を作りだして、自分で自分を不安にしているのです。
客観視する=筋道を立てて考えれば、ムダなリスクヘッジが必要なくなります。
悩むというムダなエネルギーを使わずにすみます。
そして、現実を受け入れることにエネルギーを使えます。
受け入れたくない現実もあるでしょう。
しかし受けれたくない現実こそ、避けているとより事態は悪化します。
不安から脱却するためには、自分の現状を正しく知るために、客観視できるようにならなければなりません。
こわいですか?
大丈夫です!
一度現実を見てしまえば、それ以上こわいものなんてありませんよ。